長寿国にふさわしい、全国神社に他に一つとしてない珍し社号を持つ護老神社
護老神社は長寿国にふさわしい全国神社に他に一つとしてない珍し社号を持ち、宮ノ前垣外古墳の墳丘の上に本殿が建てられている神社である。
護老神社は、宇佐八幡、諏訪大明神、龍王権現を祀る旧村社で、延宝5年(1677)に建立されたものである。もとは八幡宮三社とよばれていたが、現在の社号にかわったのは慶応2年(1866)のことだった。
本殿は覆屋内にあり、間口5尺8寸余りの三間社流造、こけら葺きの社殿で、三河系の伝統を引く彫刻がたくさんつけられている。そのうちの、向拝の中備えにある龍の彫刻、母屋の中備えにある牡丹、唐獅子、脇障子にある松、亀、竹、鶴の彫刻は特徴的なものである。これらの彫刻や棟札の内容から現在有る本殿は文政3年(1832)に飯田の大工佐々木坂巻新兵衛吉次が再建したものと判断される。
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